熊本県

第4期 細川コレクション「名君細川重賢と時習館の英雄たち」

江戸時代の中頃、藩政改革を推し進めて「肥後の鳳凰」と讃えられた名君が熊本藩に誕生するが、皆さんご存知だろうか? それは、第6代藩主・細川重賢(しげかた)のこと。
延享4年(1747)、兄・宗孝の不慮の死を受けて、家督を継いだ重賢。当時の藩財政は窮乏を極めており、直ちに財政の建て直しに着手した。宝暦2年(1752)には堀平太左衛門を大奉行に抜擢し、いわゆる「宝暦の改革」を断行!役人の綱紀粛正を行ない、行政機構や刑法、教育についても整備し、大きな成果を挙げた。なかでも有名なのが、熊本城二の丸に藩校「時習館」を設立したことだ。
時習館の教育課程は文武両道に及ぶ緻密なもので、藩士の子弟のみならず、成績優秀であれば庶民にも入学が許されたことに特徴がある。宝暦5年(1755)の開校以来、時習館は有為の人材を育成し続け、明治3年(1870)にその役目を終えた。最幕末には、開明的思想家として知られる横井小楠や、宮内省に出仕して侍講となった元田永孚、明治憲法起草に尽力した井上毅など優秀な人材を輩出している。本展では、重賢ゆかりの品々と、時習館で活躍した先生や生徒たちの書を紹介する。
※会期中展示替えあり

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