東京都

企画展「和宮 江戸へ ―ふれた品物 みた世界—」

江戸時代において、将軍および将軍世子の正室は、3代徳川家光の正室孝子以降、宮家・摂家などから迎えるのが習わしであった。そのなかでも異例だったのは、皇女との婚姻である。仁孝天皇の皇女で孝明天皇の皇妹和宮は、14代家茂の正室として降嫁している。このように、将軍の正室の多くは公家社会の出身で、彼女たちを介して京都の宮廷文化が江戸城の奥に浸透した。
和宮は、大奥における生活習慣を武家風と御所風の和合に努めた人物である。では、その和宮は江戸城において何を見て、どのようなものに触れ、いかなる暮らしをしていたのだろうか。
本展では、徳川宗家に伝来する和宮が使用した調度品をはじめ、孝明天皇から和宮が拝領した銀製品、和宮直筆の和歌や消息などを中心に、東京都江戸東京博物館所蔵品を加え、和宮が実際に見たり触れたりした様々な作品を展示。これらの作品を通して、和宮の内面や暮らしぶりを感じてほしい。

開催概要

直前の記事

最新一覧

美術展一覧へ戻る