愛知県

市制50周年・開館25周年記念 「永瀬正敏写真展《bloom》 Masatoshi Nagase Photographic works in TAKAHAMA」

永瀬正敏は映画への出演を中心とする俳優として、国内外の多くの作品に出演し、高い評価を受けている。その一方で、彼には写真家としての側面がある。青森、奈良、宮崎など日本の各地を撮影した過去の展覧会では、街や自然、住民などの姿を撮ってきた。シャッターを切る瞬間には、戦前に写真師だった祖父の存在をいつも感じるという。
本展では永瀬が高浜の地を訪れて撮影した作品をご覧いただく。彼はこの街の伝統的な産業である瓦に注目し、古くからの技術を継承・発展させる鬼瓦の職人たちと、現代の技術で瓦を生産する工場の光景を捉えた。また、高浜の風景や人びとの日常を、幻想性を帯びつつもどこか温かみのある、被写体への情感に満ちた写真として映し出す。
令和2年は、高浜市が市制50周年、かわら美術館が開館25周年をむかえる節目の年。かわら美術館は、三州瓦をはじめとする古今東西の瓦と、それに関連する美術資料を収集・展示することで、高浜と瓦にまつわる文化がどのようなものかを皆様に伝えてきた。新型コロナウイルス感染症が猛威をふるうこの年を、永瀬はありのままカメラにおさめる。瓦の伝統と人びとの生活を担ってきた高浜のいま・ここを見つめ直す。

開催概要

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