静岡県

木下コレクション 寿ぎの日本美 漆と金工

日本には、春夏秋冬美しい四季があり、私たち日本人はその移りゆく自然の中で季節を愛でながら自然とともに暮らしてきた。季節が巡るごとにその慶びを言葉で表現し、日々の生活に彩りを添え楽しみを見出した。「寿ぐ」とは、そのような新しい季節の到来を慶び、それを言葉で表現する日本人独特の感性である。
今回はその「寿ぎの感性」が、伝統的な日本の工芸品に反映された作品を紹介する。例えば、松竹梅や菊、桜、百合、紅葉などの花植物や、富士、高砂、布袋、雲龍などの縁起逸話を題材とした文様は、絵画だけでなく様々な工芸作品の題材としても用いられてきた。作品は、同館収蔵品の中から漆と金工作品を中心に、新たな年を迎えるのにふさわしい招福吉祥文様の作品を選定。鮮やかな漆と煌びやかな金工は、どちらも日本の伝統工芸技法である。
時を経ても変わることのない日本人の美意識や繊細な技術を、多彩な作品の中に見出してほしい。

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