愛知県

特別展「いにしえの響き」

古人(いにしえびと)は主に金属を材料とした振り動かして鳴らす音具(音を出す器具)「すず(鈴・鐸)」をあつらえ、静寂の中に金属音を響かせてきた。「すず」は高貴な身分にある人に好まれ、自身の装身具や使役する動物を飾り立てるために用いられた。その軽やかな音をまとう姿は、古事記や日本書紀などの文献や、古墳に置かれた埴輪などからうかがうことができる。出土例からその実像も見えており、豊川市内で出土した炭焼平20号墳(豊川市東上町)の鉄鈴をはじめ、周辺地域でも鈴を付したものが見つかっている。
本展では、原始・古代の「すず」を三河とその周辺地域から集めて展観し、これら果たした役割と、人びとが求めたいにしえの響きの世界を紹介する。

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