京都府

時代への視線 マルティーヌ・フランク展

マルティーヌ・フランク「バーゼルのお祭り、スイス」1977年 何必館・京都現代美術館蔵

マルティーヌ・フランク(1938~2012)は、ベルギーに生まれ、アメリカ、フランス、スペインで教育を受け、国際感覚を備えた写真家である。
1965年よりフリーランスの写真家として活動をスタートし、1983年にマグナム・フォトの正会員になった。マルティーヌの関心は、社会問題である「老い」や、アイルランドのトーリー島など多岐に渡る。そして、取材で興味を持った場所へ何度も足を運び、人々と真摯な態度で向き合い、ファインダー越しに切りとられたイメージは、優しいまなざしに溢れ、同時に人々の叫びをも写し出し、時代への視線を感じさせる。
マグナム創始者であるアンリ・カルティエ=ブレッソンの夫人でもある彼女は、2003年にブレッソン財団を設立し、写真界に大きく貢献した。本展で出品される多くのブレッソンのポートレイトは、マルティーヌでなければ撮れなかった作品だろう。素顔のブレッソンを垣間見ることができる。
本展では、何必館コレクションの中から厳選したサイン入りオリジナルプリント約60点を「子供達」「ポートレイト」「アイルランド」「ブレッソンと仲間たち」というテーマで構成し展覧する。

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