東京都

メイド・イン・フチュウ 公開制作の20年

府中市美術館の公開制作プログラムは、全国的にみてもユニークな取り組みで、館内常設の制作室に美術家が通い、作品を作るプロセスを公開する。ここでは訪れた人々とのさまざまな交流が、そして数多くの作品が、生まれてきた。
開館20年の節目に開催する本展は、79組約100名の美術家たちの公開制作の記録と記憶、作品を再集結させるものである。会期中はトークや公開制作を行い、作品をつくる人と見る人がさまざまに交わって、展覧会を変化させていく。コロナ禍が続き、日常の行動様式のみならず、世界に対する私たちの態度にも変容が迫られている。そのようななかで、つくることに真剣に取り組む美術家たちの姿は、私たちに大きな励ましを届けてくれるにちがいないだろう。
この20年間に公開制作された作品は、21世紀頭の20年の美術表現そのもの。公開制作プログラムを振り返りながら、私たちの時代の美術を感じ取ってほしい。

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