宮城県

東日本大震災復興祈念 奈良・中宮寺の国宝展

奈良・斑鳩の法隆寺の東に位置する中宮寺は、聖徳太子の御母・穴穂部間人皇后崩御の後、その住まいを聖徳太子が寺院にされたと伝わる。鎌倉時代の信如尼による復興を経たのち、室町時代には宮家の王女を迎える尼門跡寺院となった。現在も大和三門跡に数えられる現存最古の尼寺として、また、二件の貴重な国宝を伝える寺院として知られている。そのひとつである本尊の《菩薩半跏思惟像》は飛鳥時代の最高傑作であり、わが国を代表する仏像としても名高いものである。本展において、東日本大震災から10年を迎える被災地の復興を祈念して、東北地方で初めて公開される。
さらに、もうひとつの国宝である《天寿国曼荼羅繍帳》を複製等によって紹介するほか、珍しい紙製の仏像である《文殊菩薩立像》(重要文化財)や金地に色鮮やかな花鳥が描かれた華麗な襖絵など、歴代の門跡、尼僧らによって守り伝えられてきた寺宝の数々を展示する。
国宝《菩薩半跏思惟像》をはじめとする中宮寺に伝わる貴重な寺宝を展覧する貴重な機会となる。

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