東京都

ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代

20世紀後半のフランスを代表する具象画家の一人ベルナール・ビュフェ(1928‐1999)。刺すような黒く鋭い描線によるクールな描写を特徴とする画風は、第二次世界大戦直後の不安と虚無感を原点とし、サルトルの実存主義やカミュの不条理の思想と呼応し一世を風靡した。抽象絵画が主流となっていくなかで、人気作家となっていったビュフェは批判されながらも自らの道を貫いていく。そして近年、パリ市立近代美術館で本格的な回顧展が開かれるなど、再評価が高まっている。疫病の不安が重くのしかかり、多くの自然災害に翻弄される今、本展は我々と共通点のある時代を生き抜いたこの画家の作品世界を、年代を追う形で「時代」という言葉をキーワードに、ベルナール・ビュフェ美術館(静岡県)が所蔵する油彩を中心とした約80作品で振り返る。

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