東京都

長谷川町子生誕百年記念 収蔵コレクション展 「長谷川町子が愛したものたち Ⅱ」

Ⓒ長谷川町子美術館

長谷川町子(1920-1992)は、「サザエさん」や「意地悪ばあさん」などの漫画で得た収益をもとに、昭和30年頃から姉の毬子と美術品・工芸品の蒐集を始め、それらをより広く多くの方々にご覧いただくために、1985年11月3日、長谷川美術館をオープンした。1992年、長谷川町子亡き後は、館名を長谷川町子美術館と改め、姉の毬子が館長として美術品蒐集を継続して行ってきた。その姉も2012年1月29日に亡くなり、長谷川姉妹によるコレクションは、この時点で終結したと言ってよいだろう。こうして集められた作品は、日本画311点、洋画250点、工芸品195点、彫塑32点の総数788点にのぼり、年数回の収蔵コレクション展にて公開されている。
長谷川町子生誕百年を迎えた今年、長谷川町子美術館では収蔵コレクション展「長谷川町子が愛したものたち」を開催する。同館の収蔵作品の中でも、町子が自ら蒐集に携わった1992年(町子没年)までの作品を、三回に分けてご紹介する展覧会。第一弾は7月11日から9月27日までの会期で、今回はその第二弾となる展示だ。今回は特に、速水御舟、横山大観、小倉遊亀、杉山寧、平山郁夫らの優れた日本画の数々と、また、13代今泉今右衛門、13代酒井田柿右衛門、6代清水六兵衛などの陶芸作品など、約50点の作品を一堂に紹介する。どの作品も、町子の鋭い審美眼と美術品に寄せる強い愛情が感じられる作品ばかりである。
また、隣接する分館・長谷川町子記念館では企画展「漫画原画にみる1964東京五輪」を開催する。

開催概要

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