京都府

舞妓モダン

舞妓。いまや京都を代表する文化の一つとして知られているが、その歴史の詳細は意外にもわからないことばかりだ。伝統文化の象徴のように思われる舞妓だが、絵画に盛んに描かれるようになったのは近代以降のこと。明治5年、都をどりなどが始まると、芸舞妓が伝統都市・観光都市としての京都を象徴する存在として知られていく。明治26年に黒田清輝が《舞妓》(東京国立博物館・重要文化財)、明治42年に竹内栖鳳が《アレ夕立に》(髙島屋史料館)を発表すると、大正期にかけて、舞妓が盛んに描かれるようになる。そこでの舞妓は、美しく、時に妖しく、画家によってさまざまに描かれ、昭和期に入っても舞妓は多くの芸術家を惹きつけた。
本展では、都をどりの始まりから、舞妓が近代京都において、古都を象徴するイメージとして成長していく過程を、絵画作品を中心に紹介。可憐で艶やかな舞妓図の競演を京都文化博物館で楽しんでほしい。

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