愛知県

村上康成の世界展 絵本表現へのチャレンジING&ワイルド・ライフ・アート

「水ぎわ族」を自認する自然派アーティスト・村上康成(1955-、岐阜県出身)。彼が描き出す絵本をめくっていくと…。澄み渡る空、そよ吹く風、清流を泳ぐヤマメたち。観ているわたしたちは、村上ならではの、ゆるやかな空間に誘い込まれ、やがて物語の主人公へとかわっていくようだ。
村上は、幼い頃から川遊びを楽しみ、魚釣りが大好きで、愛知県立芸術大学時代にはヨットに明け暮れ、三河・三谷の海風に染まった。以来、自身に染み込む自然界のリアリティーにもとづき、絵本表現を追求し続けている。シンプルな色と形、躍動感のあるページ展開、余白を生かした独特な画面構成。それが村上絵本の醍醐味だ。
本展は、『ピンク!パール!』などの人気の「ヤマメのピンクシリーズ」をはじめ、初期から最新作『まっている。』の絵本原画、タブローなど約300点で構成する本格的な展覧会。貴重な学生時代の作品、雑誌の表紙やグッズの仕事も網羅し、村上の創作世界を紹介する。子どもたちに楽しんで欲しい、思い切り自然を体感できる絶好の機会である。

開催概要

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