奈良県

墨の天地 ―中国 安徽地方の美術―

中国の江南に位置する安徽地方は、天下第一の奇山といわれる名勝・黄山を有する山紫水明の地として、また文房四宝(墨・筆・硯・紙)の名産地として古くから知られてきた。
明末清初(16世紀末~18世紀初)には、江南の成熟した文人文化、徽州商人の活躍による文物の流入を受けて、独特な芸術様式がこの地で発展する。絵画においては、墨色を活かした枯淡な画風の安徽派(新安派)が成立する。また安徽の刻工による精緻な版画芸術は、広く東アジアで人気を博した。
本展は、15世紀~20世紀初頭の絵画と版画78件(うち重要文化財4件、重要美術品3件)を通して安徽地方の美術の魅力を紹介する、日本初の展覧会。墨より生まれる清らかな山水世界、華麗な版画芸術などを楽しんでほしい。
※会期中展示替えあり

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