山形県

第39回土門拳賞受賞作品展  藤本巧「寡黙な空間 韓国に移住した日本人漁民と花井善吉院長」

藤本巧氏は、50年にわたり韓国各地を巡りながら、日本と韓国の人的交流の歴史を農村、漁村、都市の風景に見出し撮り続けてきた。
今回の受賞作は、今も日本の地名が残る、明治以降に瀬戸内などの漁民が韓国に移住し生活した漁村を約10年かけて現地取材。そして1916年(大正5年)、日本の統治下で「救らい事業」を名目に設立された旧小鹿島慈恵医院の2代目院長・花井善吉の偉業を訪ね、埋もれていた日韓交流の歴史に光を当てている。

同時開催「土門拳の室生寺」
生涯で幾度となく通った奈良の室生寺は、土門の心のふるさとだった。土門の写真家人生は「室生寺にはじまり室生寺に終わる」といわれるほど、春夏秋冬、室生寺のさまざまな姿をフイルムにおさめている。モノクロの大型パネルで、室生寺の荘厳な世界を楽しめる。
同時開催「伝統のかたち」
実際の撮影に至るまで、土門は長い長い時間をかけたという。自分の好きなモノにこだわり、モノに感動し、モノを凝視する。そうすることで見る側に迫ってくる作品の数々が生まれたのだ。日本人がつくりあげてきた「伝統のかたち」工芸品ややきものなど、土門の美意識にふれ撮影された作品を紹介する。

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