石川県

長谷川等伯展 〜収蔵品にみる等伯と長谷川派〜

25周年を迎えた石川県七尾美術館。これまでの活動で常に大きなテーマと位置づけてきたのが、能登七尾出身で桃山時代に大活躍した絵師・長谷川等伯(1539~1610)である。等伯は同館にとって重要な柱のひとつであり、等伯の普及を目的とした活動の一環として平成8年より毎年「長谷川等伯展」を開催。その優れた作品や貴重な関連史料などを順次紹介してきた。
本来は春に開催予定であった本年の「長谷川等伯展」だが、毎年継続している主要展覧会であることから、内容を変更して改めて秋に開催することとなった。

同館では、等伯や「長谷川派」絵師たちの作品や史料の収集活動を行っている。その間多くの方々のご配慮・ご協力により、現時点で同館には、所蔵品と寄託品をあわせて約40点の等伯や「長谷川派」絵師の作品が収蔵されるに至った。
そこで本展では、それらの収蔵品に関連作品を加えた計28点の作品や資料を展示する。その内容は等伯の前半生、「信春」と名乗っていた頃の仏画を筆頭に養父の宗清(1507~71)や養祖父との説もある無分(生没年不詳)、そして能登の一門とされる等誉(?~1636)など、能登ゆかりの「長谷川派」絵師の仏画が中心である。
いずれも貴重な名品ぞろいであり、それらをとおして等伯生誕地・能登七尾で彼らの画業に想いをはせてみてはいかがだろうか。

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