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天才絵師・鰭崎英朋の美人画 ―朝日コレクション 明治・大正の木版口絵より

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鰭崎英朋(ひれざき えいほう)(1880~1968)は美人画で人気を博した画家である。東京に生まれ17歳で浮世絵師・右田年英(みぎた としひで)に入門、日本画を展覧会に発表しつつやがて挿絵画家としての名を確立した。
英朋が本領を発揮したのは小説や文芸雑誌の巻頭を飾る口絵だった。英朋は物語のヒロインの感情を繊細に描き出して読者を魅了し、明治・大正期の文学界を彩った。
このたび英朋の生誕140年を機に、明治・大正期の口絵約3,500点を誇る朝日コレクションより、木版多色摺の口絵を中心に約100点を厳選し、挿絵原画や下図、関連作品等とともに画業をたどる。また鏑木清方(かぶらき きよかた)をはじめとする同時代の画家の木版口絵約50点をあわせて紹介する。
木版口絵は、浮世絵版画の伝統に西洋絵画の感覚を取り入れた、鮮やかな配色と柔らかな陰影表現が見どころ。近代の彫(ほり)・摺師(すりし)が生み出した、精緻な美の世界を堪能できる。

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