東京都

夢美セレクション展

八王子市夢美術館では現在、寄贈を受けた作品を中心に1,000点を超える作品を収蔵している。このたびの夢美セレクション展では洋画家の大野五郎、木版画家の城所 祥、銅版画家の堀井英男、清原啓子の収蔵品を中心に八王子にゆかりの作家の作品を紹介する。
大野五郎は1910年に現在の東京都北区に生まれた。昭和初期に洋画壇で頭角を現し、1964年には主体美術協会を創立、晩年を八王子で過ごし2006年に96歳で亡くなるまで、洋画界の重鎮として活躍した。
城所祥は1934年に八王子市に生まれ、1988年に53歳で亡くなっている。初期の抽象的な画風から、のちに静物画を中心とした具象的な画風へと移り、特にリンゴをモチーフとした作品群が印象的。
堀井英男は現在の茨城県潮来市に生まれ、1973年より1994年に60歳で亡くなるまで八王子で暮らした。色彩豊かな銅版画家として活躍し、創形美術学校で後進を指導した教育者としての業績も残している。
1955年に八王子市で生まれた清原啓子は、黒一色の濃密な銅版画で知られている。その卓越した技術から将来を嘱望されたが、わずか30点の作品を残し、1987年に31歳で亡くなった。その早すぎる死と神秘的な作風から、伝説的に語られる存在となっている。
本展では、それぞれ世代と個性の異なる上記の四人と洋画家の小島善太郎、鈴木信太郎の作品をお楽しみいただく。

開催概要

直前の記事

最新一覧

美術展一覧へ戻る