福岡県

しきしまの大和へ – 奈良大発掘 –

「しきしまの大和」と万葉集に詠まれた奈良。
そこには長らくこの地が日本の中心地であったことを示す、多くの文化遺産がある。古墳時代には「ヤマト王権」が誕生し、先進の渡来技術の獲得を背景に日本列島の統合を進め、遂に大和は古代国家の首都となる。その後も飛鳥京・藤原京・平城京の建設と、日本の中心として長く栄えたその歴史は、異文化との交流と受容、変革を経た日本の文化形成と重なっている。
奈良県橿原市に所在する橿原考古学研究所は、約80年にわたり奈良県全域の調査を行ってきた。その成果は大和の歴史を紐解くとともに、わが国の国家形成への道程をも明らかにしている。本特集展示では、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館の所蔵品から、特に縄文~中世の出土資料の優品を展示し、外来文化を受け入れながら独自の文化を形成した日本の姿を紹介。奈良・大和の歴史の息づかいを感じるとともに、ムラから都市、国家へと歩んだ足跡をたどる。

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