新潟県

丸沼芸術の森所蔵 ベン・シャーン展

アメリカを代表する画家の一人、ベン・シャーン(1898-1969)。世界恐慌から世界大戦を経てベトナム戦争へ。社会情勢が大きく変わる1930 年代から60 年代にかけて、激動のアメリカを生き抜いた。10 代から石版画工房で見習いをはじめ、働きながら学校に通ったシャーンは、社会的事件に目を向け、人々の心に寄り添うようにして、制作を続けた。ヒューマニズムの姿勢に貫かれたシャーンが描き出すその線描は、まるで怒りに震え、優しさで滲むように対象の思いを画面に響き渡らせる。
丸沼芸術の森が所蔵する約300 点の水彩やテンペラ、インクなどによる作品の数々は、シャーンの指の動きを、そのままに感じ取ることができる貴重な作品ばかり。本展では、選りすぐりの約170 点の作品を展示。あわせて、シャーンを初めて日本に紹介した新潟出身の画家・写真家 阿部展也との交流を、シャーンから阿部に贈られた《ペンを持つ手》(同館新収蔵)や写真資料などから紹介する。

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