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久門 剛史 − らせんの練習

《Pause》 2016年 サウンド、スポットライト、電球、木材、アクリル、鏡、アルミ、ジョーゼット、ムーブメント、他 展覧会 “あいちトリエンナーレ2016” での展示 撮影:怡土鉄夫

新進作家、久門剛史(1981年京都府生まれ)による国内初の大規模な個展。
久門は、身の回りの現象や特定の場所がもつ記憶、歴史的事象を採取し、それらを音や光、立体などの断片をもちいて観る者の身体感覚を静かに、強く揺さぶる空間を創り出す。私たちの知覚を研ぎ澄ますように促し、モノに潜在する「永遠性」と「唯一性」についてメタフォリカルに問いかける作品は、国内外で高く評価されている。
本展で久門は、豊田市美術館の4つの展示室からなる延べ約1,000㎡の個性的な空間を使い、それぞれの場に呼応する新作インスタレーションを展開する。
展覧会タイトルは「らせんの練習」。真上から見て円であると認識していたものが、視点を変えて彫刻的に見たとき、はじめて螺旋だと気づく。そうした観る人それぞれの時間と空間の発見や新しい知覚の拡張につながる体験を、まさに螺旋の構造をなぞるように展示室が配置されている豊田市美術館の建築空間の中で実感できる、豊かな展観を目指す。
社会が混沌としている状況の中でも、物事を美しいと思える態度を揺るぎなく示し続けてきた久門剛史の芸術世界を、ご覧いただきたい。
同時開催:開館25周年記念コレクション展VISION part I「光について/光をともして」

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