香川県

【開幕日未定】猪熊弦一郎展 アートはバイタミン

猪熊弦一郎 JR 東日本上野駅壁画《自由》1951 年 ⓒホンマタカシ

猪熊弦一郎(1902-93)は、生涯を通じて、美を愛し、美を探究し、美をあらわそうとした画家である。美しいものには、人の心を癒したり活性化したりする力があると信じ、自分が作り出した美を、より多くの人々の身近な場所に提供し、世の中や人の生活に役立てたいという思いを強く持っていた。また、家に一ついい絵があれば、それを毎日ほんの少し見るだけで大きな効果があるとし、美術館を「病院」とするならば、家で見る絵は「ビタミン剤」のようなものだと考えていた。そして、常に暮らしを整え、自分の生活そのものも大切にしていた。
本展では、同美術館が長寿命化のための改修工事を経てリオープンするこの機会に、初心に立ち返り、猪熊弦一郎が考えるアートの役割と、猪熊作品が生活のなかに作り出した美のあり方をご紹介するもの。「猪熊自身の暮らし」「プライベート空間への美の提供」「パブリックアート」の三部構成とし、猪熊の終の住処となった田園調布の家の台所と居間の再現や、猪熊作品のある暮らしの実例、猪熊がデザインした家具や包装紙、加えて、長く愛され続けている猪熊の代表的なパブリックアートの現在の様子を展観する。

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