東京都

特別展 ZERO IS INFINITY 「ゼロ」と草間彌生

リチャード・カステラーニ画廊(ニューヨーク)での個展「草間のピープ・ショー」(別名「エンドレス・ラヴ・ショー」)にて、六角形のミラールームと草間 1966 年 ※参考画像 ©YAYOI KUSAMA

1958年、ハインツ・マックとオットー・ピーネによってデュッセルドルフに立ち上げられたグループ・ゼロは、戦後芸術をゼロへとリセットすることを理念とし、大戦によって分断されてしまったヨーロッパの前衛アーティストたちの協働・連帯を強く促す原動力となった。ニューヨークで活動していた草間は、1960年代にこの「ゼロ」に関連する展覧会に幾度となく参加し、ヨーロッパのアートシーンでも注目を集める。「ゼロ」のアーティストたちと「インフィニティ(無限)」へと向かう草間の表現には、ひとつのモチーフの反復やモノクロームの追求など多くの類似点を見出すことができる。本展は、国内においてあまり紹介がなされていない「ゼロ」の作品や運動を、草間の作品や当時の映像・写真資料とあわせて紹介する。「ゼロ」と「インフィニティ」という両極の探求によって、大戦の傷を乗り越え、新しい芸術の持つ可能性を示そうとした前衛芸術家たちの軌跡をご覧いただきたい。

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