東京都

カディスト・アート・ファウンデーションとの共同企画展「もつれるものたち」

本展覧会には、木、種、化石、道具や本など、私たちの日々の暮らしとは切り離せない「もの」がさまざまなかたちで登場する。12人/組のアーティストたちは、ある場所や時代と結びついたものを多角的に見つめ、それらが物質や生き物として、あるいは意味や価値、記憶を運ぶものとして紡いだ変化や移動の軌跡を描き出す。彼らの仕事は、人類学、考古学、歴史編纂を思い起こさせるが、何かを掘り出し明らかにしようとするのではなく、ある存在をいかに解釈するのかという問いを私たちに投げかける。いくつもの現実や歴史が複雑に交差する現代を軸に、異なる時代、領域、視点を行き来する作品 たちは、「もの」たちの予期せぬ交わりやネットワーク、潜在的な親密さや緊張関係を垣間見せながら、 私たちの内と外にある閉じた領域や、静的なシステムを開いてゆくための視座をもたらしてくれる。

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