福岡県

赤星孝と赤星信子展

公式サイト

本展では、ともに独立美術協会に所属し、戦後の福岡の洋画壇を牽引した画家夫妻である赤星孝(1912-1983)と赤星信子(1914-2014)を、ふたりの交流や影響関係、作風の差異や近似性に焦点を当てて紹介する。
孝と信子は福岡で画家仲間として知り合ったのち、上京後も交流を重ね、終戦間際に結婚した。以後、仲睦まじい生活をともにしながら、独立展を代表する画家夫妻として制作を重ねた。
ふたりは主に抽象画を描いたが、とりわけ渡欧以後は白を基調にしながら、理知的で構築的な画風を見せた孝に対して、情感豊かな赤や桃色を全面に用いて、情熱的で力強い画風を見せた信子というように、それぞれの持ち味は対照的だった。しかしながら、ときに見られる似通ったモチーフや色彩からは、同じアトリエで制作に励んだふたりの影響関係を感じさせる。
画家夫妻でありながら、生前にはあえて二人展を開こうとしなかったため、ふたりの作品をともに紹介する本展は初の試みとなる。ともに画家として同じ時代を生き、切磋琢磨することで、その画業を深めていった画家夫妻の豊かな作品世界が感じ取れる。

開催概要

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