栃木県

健在する日本の陶芸 ―不如意の先へ―

最近“日本の陶芸”という言葉を見かけるようになった。日本の陶芸は本来日本の美意識の上に成立していたはずだったが」、近代になって入ってきた西洋の美術概念によって、本来の日本の陶芸や工芸の美が見え難くなっているようにも思える。本展では近藤高弘、竹下鹿丸、谷 穹、福本 双紅4人の陶芸を紹介し、西洋の絵画や彫刻と対峙する日本の陶芸とは何かをあらためて考える。
本展では陶器の大きさにも注目している。例えば、陶器もある程度の大きさを超えると用途を失い、その作品のもつ本質に焦点が集まる。大きな作品によって、陶芸の持つ魅力を見つめ直す。加えて、抹茶碗はこれこそが日本の陶芸が持つ重要な美の価値観の一つ。大物作品と抹茶碗の組み合わせによって、4名の作家の作品約50点によって構成する展覧会である。

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