東京都

神田日勝 大地への筆触(東京展)

公式サイト

北海道の大地で、農業に従事しながら絵を描き続けた孤高の画家、神田日勝。
2020年は、神田日勝の没後50年にあたる。これを記念して、東京では42年ぶりの個展となる大規模な回顧展を開催する。

愛情を込めて育てた馬を病気で死なせたという、少年時代の記憶が色濃く影を落とす《死馬》、労働者としての自分と画家としての自分を重ねあわせ、息が詰まるような閉塞的な空間の中に自らの顔を描いた《一人》、画家として心ゆくまで絵を描きたいと願いながら、農業との両立で常に葛藤を抱えていた日勝の、内面の不安を描き出したかのような《室内風景》、そして最後の作品となった半身の《馬(絶筆・未完)》など、神田日勝の作品には、生きることと、描くことが、ひとつであった画家の、喜びや悲しみ、誇りと苦悩がにじみ出ている。

本展は、代表作を網羅して、日勝芸術の全貌を提示しようとするもの。大きな変貌を繰り返した日勝の芸術的展開をつぶさに追うことができる展覧会となることだろう。

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