兵庫県

兵庫県立横尾救急病院展

兵庫県立横尾救急病院は、美術家・横尾忠則の肉体と生活・創作との関係を探ることを目的に、横尾忠則現代美術館に期間限定で開院する。
同院では、頭や心よりも肉体感覚を通して得られるものに信頼を置く横尾の生き方を基本理念に、眼科、小児科、外科など様々な診療科を用意し、絵画、版画、ドローイング、著書や愛読書といった幅広い作品と資料から、皆様に肉体との付き合い方を見つめ直す機会を提供することを目指す。
特色の一つである入院病棟では、喘息、不眠、骨折、帯状疱疹、顔面神経麻痺など大小様々な病歴を持つ横尾の「病気」にまつわる作品や、病床での日記、入院中のスケッチなどを紹介。突然襲いかかる怪我や病気は、横尾にとって単に忌むべき存在ではなく、ときに人生の危機を救い、自己の生活や芸術を見つめ直すきっかけを与えてくれるものでもあった。
また80歳を超えた現在、肉体の問題はとりもなおさず老いの問題と重なる。同院では、横尾が直面する難聴や視力低下といった肉体の変化にも目を向け、老いと創造の関係を探究することにも努めていく。
五感を通じて学んだ幼少時代から老いを見つめる現在まで、実生活や創造の現場における横尾の肉体に対する意識を探る同院の試みが、皆様の健康増進の一助となりましたら幸いである。
※なお、同院では医療行為は行っておりませんので、あしからず(以上、展覧会概要)

開催概要

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