神奈川県

物語に魅せられて~清方の芝居絵を中心に~

清方は幼少のころから芝居好きの両親と劇場へ足を運んでいた。長ずると『歌舞伎新報』を毎号愛読するようになり、曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」にも夢中になるなど、芝居と戯作をこよなく愛する日々を送る。
やがて父の紹介で岡鬼太郎をはじめ劇作家たちと知り合い親交を重ねる。そして彼らが関わる『東北新聞』や雑誌『歌舞伎』の挿絵画家に推薦され、本格的に挿絵画家として歩みはじめる。さらに『歌舞伎』では舞台のスケッチや劇評も手がけ、すぐれた記憶力により演目の見どころを臨場感豊かに読者に伝えた。
日本画家に転身してからも芝居や文学に好んで取材し、こうして生まれた数々の作品は質、量ともに今なお高く評価され、清方芸術を大きく特徴づけている。
本展覧会では、清方の芝居絵を中心に文学関連作品も併せて紹介する。

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