秋田県

没後130年 平福穗庵展

平福穗庵(1844-1890)は、角館(現・秋田県仙北市)の出身。絵師になることを志して幕末の京都に遊学した穗庵は、維新後、地元の絵師として頭角をあらわし、のち上京し画家団体である東洋絵画会などで活躍した。近代日本画の大家・平福百穂(1877-1933)の父としても知られる。
地方の絵師だった穗庵が日本画家として中央に進出できた背景には、全国的な公募展や美術雑誌の新設があった。そしてその活躍を裏付けたのが、武者修行のように京都・北海道と旅をする中で磨かれた確かな画力や多彩な能力だった。本展では、没後130年の節目に、《乳虎》(1890年・第三回内国勧業博覧会出品作)等の代表作や初公開作品を展観し、その魅力的な作品と人物像に迫る。幕末明治の混沌の時代に、秋田の画家としていち早く近代の日本画表現を模索し、秋田の画業振興に貢献した穗庵の足跡を紹介する。
※会期中展示替えあり

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