山形県

古寺巡礼 執念の第4集、5集

土門拳のライフワーク、古寺巡礼。今回は中尊寺、西芳寺や石仏群など第4集、5集収載の作品を紹介する。
第4集の編集にとりかかろうとした矢先の昭和43年(1968年)6月、二度目の脳出血を得た土門は長い療養を余儀なくされるが、写真集を世に出すため「まるで拷問のような訓練に、歯をくいしばって耐えた」という。撮影助手をはじめ多くの人々の支え、読者からの激励もあり、第五集の撮影に取り組む。そうして昭和50(1975)年、第五集の刊行をもって古寺巡礼は完結したのだ。第1集の刊行から実に12年後のことだった。不自由な身体をおして撮影に臨んだ土門の執念が感じ取れる作品の数々をご覧いただきたい。

開催概要

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