神奈川県

生誕120年・没後100年 関根正二展(神奈川展)

大正という日本近代の青春時代を駆け抜け、20歳で世を去った画家、関根正二(1899–1919)。ほぼ独学で絵を志した関根は、北方ルネサンスをはじめとする西洋絵画に感銘をうけ、天性の素描力に独自の色彩感覚を開花させた。

16歳で二科展に初入選、その後5年に満たない画業のなかで、「関根のヴァーミリオン」と称賛された美しい朱色を特徴とし、デカダンス文学や独自の宗教観に基づいた幻視性を帯びる作品群には、時代を越えてみる者に訴える、儚くも鮮烈な魂の響きが感じられる。

短い生涯に残した貴重な油彩作品に加え、このほど100年ぶりに発見されたパステル画《少女》や初公開の作品・資料類、関連作家らの紹介を交えて関根正二を顧みる、同館では20年ぶりにして過去最大規模の回顧展である。

開催概要

直前の記事

最新一覧

美術展一覧へ戻る