東京都

財団設立70周年記念「古代中国・オリエントの美術 ―国宝“細川ミラー”期間限定公開―」

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永青文庫の設立者・細川護立(もりたつ)(細川家16代・1883~1970)は、幼い頃から漢籍に親しみ、中国の文化に強い憧れを抱いていた。やがて大正15年(1926)から約1年半かけてヨーロッパを巡り、のちに国宝に指定される「金彩鳥獣雲文銅盤(きんさいちょうじゅううんもんどうばん)」などの金属器や陶磁器を購入。以降、本格的に中国美術のコレクションを始める。さらに護立の関心はオリエント美術にまで及び、イスラーム陶器やタイルの優品も蒐集した。このようなコレクションは、梅原末治(うめはらすえじ)(1893~1983)ら専門家の協力を得ながら進められ、彼らにとっての研究対象になるとともに、梅原龍三郎(うめはらりゅうざぶろう)(1888~1986)といった近代の画家たちにも画題を提供するなど影響を与えた。
本展では、“細川ミラー”の名で広く知られる「金銀錯狩猟文鏡(きんぎんさくしゅりょうもんきょう)」(国宝)をはじめとする古代中国の美術、これまでほとんど公開される機会のなかったオリエント美術、中国を題材にした近代洋画など、中国・オリエントをテーマに多彩な作品を展覧。また今回は、これにあわせて大名細川家に伝来した高麗茶碗も紹介する。様々な地域から日本にもたらされた品々を広くお楽しみいただければ幸いである。
※会期中一部展示替えあり

開催概要

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