栃木県

安野光雅展 絵本とデザインの仕事(栃木展)

1968年に『ふしぎなえ』で絵本デビューした安野光雅は、画家、絵本作家、装丁家、デザイナーなど幅広く活躍し、国際アンデルセン賞をはじめ、国内外でさまざまな賞を受賞している。安野光雅の作品は、俯瞰的な構図を用いながら細部まで丁寧に描かれており、親しみやすさとノスタルジーにあふれた絵本は、今なお大人から子どもまで多くの人々を惹きつけてやまない。
多数の絵本を世にだしてきた安野光雅だが、美術のみならず数学や文学にも造詣が深いことでも知られている。その豊かな知識と想像力でたくさんの不思議や謎解きを作品に詰め込んでいる。驚きと発見に満ちた絵本もまた安野の魅力といえるだろう。さらに、絵本以外にも文芸書や数学所などの挿絵や表紙を描いたり、エッセイや画文集を出版したりなど作品は多岐にわたる。
本展覧会では、①ふしぎな絵、②自然科学の絵本、③昔話・ものがたり、④デザインという4つの視点から、安野光雅の仕事を語るうえでは切り離せない絵本原画はもちろんのこと、絵本そのものや挿絵や装丁した本、ポスターなども展示し、初期から現在までの安野光雅の世界の全貌を紹介する。 また、足利の小さな村を舞台にした物語『一〇〇年前の女の子』(船曳由美著、文春文庫)のために、安野光雅が書き下ろしたカバー画や関連する風景画を特別に公開する。

開催概要

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