愛知県

地球・爆ー10人の画家による大共作展

「地球・爆」は国内各地域で活躍する10人の画家──伊坂義夫、市川義一、大坪美穂、岡本信治郎、小堀令子、清水洋子、白井美穂、松本旻、山口啓介、王舒野──による絵画プロジェクトで、11組で合計約150点の絵画パネルで構成され、全長は200メートルを超える。
2001年に起こったアメリカでの同時多発テロ事件に呼応して岡本と伊坂が企画し、彼らの呼びかけに賛同した8人の画家が加わった。構想図案から検討して「共作」する、というアイディアのもと、2003年に着手。全決定稿がそろったのが2007年9月で、そこから本画の制作が始まり、今も一部制作が続けられている。2013年2月に完成していた第1番は、同年開催の「あいちトリエンナーレ2013」で紹介された。
最年長の岡本が、少年時代に衝撃を受けた1945年の東京大空襲や広島と長崎への原爆投下も含め、20世紀以降の戦争が人類にもたらしたものをテーマとする、この絵画プロジェクトでは、それぞれの画家が個性を生かして描き方に変化を与えつつも、全体としては、ユーモラスで乾いた形で、あたかも一つの「絵巻物」のように表現されている。
史上最長級、の反・戦争絵画をこの機会に体験してほしい。

開催概要

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