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鶴田卓池と三河の俳諧-蕉風俳諧の系譜

三河地方には鶴田卓池が自ら絵を描き俳句の賛を入れた掛軸・扇子・屏風が各地に伝わっている。そのことは卓池が多くの人に慕われたことを物語っている。卓池は江戸時代後期に三河で活躍した俳人。岡崎菅生の紺屋に生まれたが、俳諧で頭角を現し、三河を代表する存在になる。その系譜は松尾芭蕉の蕉風開眼の地とされる名古屋でその伝統を引き継いだ加藤暁台、さらに井上士朗に師事した。士朗亡きあとは三河や遠州にも多くの門人を擁し、広く名が知られるようになった。俳句の天保四老人の一人に数えられることもある。
本展は松尾芭蕉から卓池登場に至るまでの三河俳諧の歴史を辿るとともに、卓池の生涯を画賛の作品と句集で紹介。卓池以外の天保四老人が江戸・京に出たのに対し、卓池はあくまで岡崎を活動の拠点とした。その点は地方の時代を開いた先駆者だが、その蕉風継承者としての存在は地方文人の域を越え、高く評価されるべきであろう。軽妙な卓池の俳画と俳句の魅力を楽しんでほしい。

開催概要

  • 会期

    2019.09.282019.11.10
  • 会場

  • 観覧料金

    一般(高校生以上)500円、小中学生250円

    ※未就学児は無料
    ※岡崎市内の小中学生は無料(わくわくカードまたは学生証を提示)
    ※岡崎市内在住の65歳以上は無料(住所・生年月日のわかる証明書等を提示)
    ※各種障がい者手帳の交付を受けている方及びその介助者1名は無料
    ※展覧会限定フリーパスLimi-pass(リミパス)は750円で販売

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    岡崎市美術博物館、中日新聞社
  • 休館日

    月曜日(10月14日、11月4日は開館)、10月15日、11月5日

  • 開館時間

    10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
  • お問い合わせ

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