京都府

レスコヴィッチ コレクション 広重・北斎とめぐるNIPPON

近年、欧米のコレクターによる里帰り展で、海を渡った名品と再会する機会が増えてきた。特に、19世紀の欧米で美術工芸の世界に多大な影響を与えた浮世絵には海外の愛好家も多く、それぞれの特徴あるコレクションは私たちの眼を楽しませてくれる。
今夏、細見美術館に、パリ在住のポーランド人コレクター、ジョルジュ・レスコヴィッチ氏の浮世絵コレクションが登場。レスコヴィッチ氏は他の外国人浮世絵コレクター同様、日本でも人気の高い春信、歌麿、写楽、広重、北斎といったビッグネームを含む浮世絵作品を所蔵している。その中で最も注目すべき作品は、英泉と広重が分担して江戸と京をむすぶ中山道(木曾街道)を主題とした「木曾街道六拾九次」(広重は「木曾街道六十九次之内」)だ。本作はシリーズ全ての図が揃っているばかりでなく、全てが初摺という貴重な作品でもある。
本展は、この「木曾街道」を中心に広重の「六十余州名所図会」、「京都名所」、「阿波野鳴門の風景」、さらには北斎の「富嶽三十六景」、「諸国名橋奇覧」、「琉球八景」など、昔も今も変わらなぬ人気のスポットへ、みなさんをいざなう。美術館にいながら日本の名所をめぐり、さらには春信や歌麿の美人画、写楽の役者大首絵などを通して、粋な江戸の雰囲気を愉しんでほしい。版画の美しさ、おもしろさを堪能できる、またとない機会となることだろう。

開催概要

  • 会期

    2019.08.272019.10.20
  • 会場

    細見美術館
    http://www.emuseum.or.jp/
    京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
  • 観覧料金

    一般1500円(1400円)、学生1000円(900円)、小中学生は無料

    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※障がい者の方は、障がい者手帳などの提示で団体料金にご優待

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    細見美術館、京都新聞
  • 休館日

    月曜日(祝日の場合は、翌火曜日)

  • 開館時間

    10:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで
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