京都府

東山魁夷のスケッチ -欧州の古き町にて

自然との対話を通じて多くの作品を世に送りだし、風景画家と称される東山魁夷(1908 -1999)は、一方で長い歴史のうつろいを宿す町を愛し、はやくからその姿をスケッチに描きとどめてきた。本展は、長野県信濃美術館 東山魁夷館が所蔵する魁夷の欧州取材によるスケッチの数々を中心に構成し、旅のスケッチを元にした本制作約5点も合わせて紹介する。長い時間をかけて描かれる本画と異なり、スケッチにはその折々に画家に沸きおこる感興がそのまま表現される。そこには魁夷の自由で解放された心の動きが感じられ、自然のなかで連綿と続けられてきた人間の営みとそれが創りだした町のたたずまいに抱く強い憧憬を、そして今なおそれを受け継ぎ、自然と調和しつつおだやかな暮らしをしている人々への深い共感を読みとることができるだろう。

開催概要

  • 会期

    2019.09.142019.12.01
  • 会場

  • 観覧料金

    一般900円(800円)、高大生500円(400円)、中学生以下無料

    ※障害者手帳をお持ちの方は300円
    ※(  )は20名以上の団体料金

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    アサヒビール大山崎山荘美術館、日本経済新聞社
  • 休館日

    月曜日(9月16日、9月23日、10月14日、11月4日、11月18日、11月25日は開館)、9月17日、9月24日、10月15日、11月5日

  • 開館時間

    10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
  • お問い合わせ

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