福岡県

サイトウマコト 臨界ーCriticalityー(福岡展)

北九州市出身のサイトウマコト(1952-)は、1980年代よりグラフィック・デザイナーとして国際的に認められる活躍をみせ、2005年頃より本格的にペインティングに主軸を移したアーティストだ。
最近作のアーティストの肖像シリーズでは、フランシス・ベーコンやアントナン・アルトーなど、描かれる「顔」への強い執着によって、対象に肉薄し、隠された内部を抉り出していくような強烈なイメージが提示される。自身の葛藤や、アーティスト同士のぶつかり合いで生まれる化学変化をそのまま凝固させたような画面は、拡大鏡越しに印刷物を覗いたかのようなミクロとマクロの世界の注意を引き起こし、視覚上の境界とその揺らぎについても強く意識させるものだ。
また、写真という2次元の情報を主として、対象の内奥を探る試みは、一方でサイトウ自信を映す試みでもあり、表層的なイメージの氾濫が加速する現代において、いかに自らの強度を保つかといった作家の命題に対する答えでもある。
本展では、金沢21世紀美術館での初個展から10年間のプロセスが濃縮された30点で、独自の世界観を展観する。

開催概要

  • 会期

    2019.09.142019.11.10
  • 会場

    北九州市立美術館本館
    http://www.kmma.jp/honkan/
    北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21-1
  • 観覧料金

    一般1100(900)円、高大生600(400)円、小中学生400(300)円

    ※(  )内は前売り料金および20名以上の団体料金
    ※障害者手帳を提示の方は無料、北九州市在住の65歳以上の方は2割減免(年長者施設利用証等の提示が必要)

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    サイトウマコト展実行委員会(北九州市立美術館、読売新聞社)、美術館連絡協議会
  • 休館日

    月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館)

  • 開館時間

    09:30〜17:30 ※入館は閉館の30分前まで
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