京都府

京博寄託の名宝 ― 美を守り、美を伝える ―

京都国立博物館は、明治30年(1897)に開館した。その主な設立目的は、京都の寺社などに伝わる貴重な文化財をお預かりして大切に保管し(これを寄託という)、展示することにあった。当時は、廃仏毀釈や脱亜入欧の嵐が吹き荒れた後で、文化財が毀損・遺失、もしくは国外流出する危機に直面していたため。それからおよそ120年。文化財を取り巻く状況は大きく改善されたが、洪水や地震などの災禍が頻発する昨今、寄託の意義が色あせることはない。このことは、ICOM京都大会のテーマとなっている「文化をつなぐミュージアム―伝統を未来へ―」とも重なり合うものといえるだろう。
本展では、京都国立博物館に収蔵される6,200余件もの寄託品の中から、選りすぐりの名品を展示。一昨年の「国宝」展に勝るとも劣らない美の極致を、ぜひ鑑賞してほしい。

開催概要

  • 会期

    2019.08.142019.09.16
  • 会場

    京都国立博物館
    http://www.kyohaku.go.jp/jp/
    京都市東山区茶屋町527
  • 観覧料金

    一般520円(410円)、大学生260円(210円)

    ※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料(年齢のわかるもの要提示)
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※大学生の方は学生証提示
    ※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料
     (*) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
    ※キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証提示で無料
    ※9月7日(土)は無料観覧日

    詳細は公式サイトへ

  • 休館日

    月曜日(9月2日、9月16日は開館)

  • 開館時間

    09:30〜17:00 ※金曜日・土曜日は21:00まで(9月7日を除く) ※入館は閉館の30分前まで
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