奈良県

下絵と素描から知る上村松園 ~絵師としての気概~

同館には松園が残した多くの下絵や素描が収蔵されている。写生からは、人物だけでなく花や鳥、風景など様々な対象に関心を寄せていたことがわかる。また名画などを小さく模写した縮図からは勤勉で熱心な姿勢が鮮明に伝わってくる。
完成作品と同じ大きさの大下絵は、画家にとって構図、形と線が完成されたもの。試行錯誤の跡も確認できる簡潔な画面は、美を生み出そうとじっくり取り組んだすえに達成したもので、無着彩であっても作家の制作意図がより鮮明に伝わってくる。
本展では制作過程を知る事が出来る下絵と素描を初期作品から晩年までずらりと、一堂に展示。松園がどのように思索を重ね、理想の絵画世界を創造していったのか。生涯、「絵師」として最高のものを生み出そうと制作に打込んだ心意気を明確に感じ取ってもらう貴重な機会となっている。
※期間中前後期で一部展示替えあり
前期:7月13日(土)~8月18日(日)/後期:8月20日(火)~10月6日(日)

開催概要

  • 会期

    2019.07.132019.10.06
  • 会場

  • 観覧料金

    大人(高校生・大学生を含む) 820円、小学生・中学生410円

    ※駅営業所で販売する割引入館券は大人(高校生・大学生を含む)650円(販売期間:2019年6月24日(月)~ 10月6日(日))
    ※20名以上の団体は1割引
    ※障がい者手帳のご提示により本人と同伴者1名まで2割引
    ※7月13日(土)~9月1日(日)は小中学生無料

    詳細は公式サイトへ

  • 休館日

    月曜日(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)、7月16日、8月13日、9月17日、9月24日

  • 開館時間

    10:00〜17:00 ※入館は閉館の60分前まで
  • お問い合わせ

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