島根県

猪熊弦一郎展「いのくまさん」(島根展)

絵本『いのくまさん』(小学館発行)は、画家・猪熊弦一郎(1902-1993)の作品の魅力を、こどもたちにもわかりやすく紹介した本である。本文は詩人の谷川俊太郎のシンプルかつ軽妙なタッチの言葉で綴られ、ページをめくっていくと、猪熊弦一郎の多彩で生命力にあふれた世界が広がる。本展はこの絵本をもとに構成した、大人からこどもまで楽しめる展覧会。猪熊弦一郎は香川県に生まれ、東京美術学校(現・東京藝術大学)の藤島武二教室で西洋画を学んだ。1936年に小磯良平らと新制作派協会(現・新制作協会)を結成。東京、パリ、ニューヨーク、ハワイと拠点を移しながら、マティス、ピカソ、藤田嗣治、イサム・ノグチら様々な芸術家と交友を深め、彼らに刺激を受けつつ独自の画風のを追求した。また制作活動は幅広く『小説新潮』の表紙絵を40年間描いたほか、三越の包装紙「華ひらく」のデザインや、JR上野駅中央コンコースの壁画《自由》の制作を担ったことでも知られている。本展では、戦後の社会を彩ったデザインの仕事も併せて紹介。「いのくまさん」が描いた魅力あふれる作品をめぐる旅を楽しんでほしい。

開催概要

  • 会期

    2019.07.132019.09.01
  • 会場

  • 観覧料金

    一般1000(800)円、大学生600(450)円、小中高生300(250)円
    企画展・コレクション展セット=一般1150(920)円、大学生700(530)円、小中高生300(250)円

    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※小中高生の学校利用は入場無料
    ※障害者手帳保持者および被爆者健康手帳保持者とその介助者は入場無料

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、読売新聞社、美術館連絡協議会、日本海テレビ
  • 休館日

    火曜日(8月13日は開館)

  • 開館時間

    10:00〜18:30 ※入場は30分前まで
  • お問い合わせ

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