鹿児島県

シャルル=フランソワ・ドービニー展~印象派への架け橋~(鹿児島展)

シャルル・フランソワ・ドービニー(1817-1878)は、バルビゾン派を代表する画家だが、ときにパレットナイフも使用した大胆な筆致によって、よりみずみずしい表現に挑戦し、印象派の先駆者とも見なされている。実際、サロン(官展)の審査員として、若き印象派の画家たちを擁護した。同館の西洋美術コレクションは、印象派からスタートしているが、ピサロやモネが敬愛してやまない先輩画家がドービニーだったのだ。
さらに鹿児島出身の画家たち、黒田清輝、藤島武二、和田英作らも、日本の近代洋画を創出するにあたって、バルビゾン派から印象派への過渡期に表現を進化させたドービニーの作風を高く評価し、参考にしている。
今回の展覧会では、初期から晩年までの、ドービニーの油彩画や版画等約80点を展示、さらに、コロ―やクールベ、ドーミエ、息子のカールなどの周辺作家の作品約20点を紹介。フランスのランス美術館を中心に、国内外の作品によって、ドービニーの画業を広く捉えなおすものだ。
水辺の風景を愛した画家は、自ら作ったアトリエ船「ボタン号」で旅をしながら、その光景を描き続けた。ドービニー最大の魅力である、涼しい風さえ吹いてきそうなリアルな水辺の風景を楽しんでほしい。

開催概要

  • 会期

    2019.07.192019.09.01
  • 会場

  • 観覧料金

    当日=一般1000円、高大学生800円、小中生600円

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    鹿児島市立美術館、南日本新聞社、KTS鹿児島テレビ
  • 休館日

    7月22日(月)、7月29日(月)、8月5日(月)、8月16日(金)、8月19日(月)

  • 開館時間

    09:30〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで
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