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恋する古伊万里 -かたちとデザインの魅力-

公式サイト

17世紀初頭、日本で初めての磁器が肥前有田(現佐賀県西松浦郡有田町)で生み出された。有田を中心とする肥前(佐賀県、長崎県)で作られた磁器は、主として伊万里港(佐賀県)から各地に向けて積み出されたことから、消費地では「伊万里焼」と呼ばれた。
生産を始めた初期には、中国陶磁に倣った意匠が多く見られるが、次第に余白を生かした構図や、富士や流水紅葉などの風景や和歌に因んだ和様の意匠も見られるようになる。17世紀中頃には、オランダ東インド会社によって海外輸出が開始され、瀟洒な柿右衛門様式や華やかな金襴手様式の伊万里焼はヨーロッパの王侯貴族にも愛用された。
国内でも17世紀末頃から、経済成長によって富を得た豪商たちの求めに応じて、豪華な磁器が焼かれる。東インド会社の公式輸出が終了した18世紀中頃には、国内の販路を拡大し、伊万里焼は文化の担い手となった町人たちの暮らしの中に広がっていく。町人文化が全盛を迎えた19世紀、江戸の屋台や旅籠屋などでは、料理とともに供される趣向を凝らした多種多様なうつわが人々の生活を彩った。こうした時代とともに移りゆく伊万里焼の様々なかたちとデザインは、現在でも私たちを魅了し続けている。
本展では、柴田明彦・祐子夫妻によって蒐集され、佐賀県立九州陶磁文化館に寄贈された1万点余りの“柴田夫妻コレクション”と同館所蔵の優品をお借りし、江戸時代に生み出された伊万里焼(いわゆる古伊万里)を、そのかたちやデザインとともに紹介。斬新な構図、闊達な筆使い、新奇な絵柄など、多彩な意匠を通して「かわいい」や「おしゃれ」、「粋」といった現代の感覚に通じる古伊万里の魅力を楽しんでほしい。

開催概要

  • 会期

    2019.06.152019.09.29
  • 会場

    兵庫陶芸美術館
    http://www.mcart.jp/
    兵庫県篠山市今田町上立杭4
  • 観覧料金

    一般600円、大学生500円、団体一般500円、大学生400円、夜間(17:00~)一般300円、大学生250円

    ※20名以上の場合は団体割引料金
    ※高校生以下は無料
    ※70歳以上の方は半額
    ※障害のある方は割引、その介助者1名は無料
    ※17:00以降に観覧される場合は夜間割引料金適用

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    兵庫陶芸美術館、朝日新聞社
  • 休館日

    月曜日(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)、7月16日、8月13日、9月17日、9月24日

  • 開館時間

    10:00〜18:00 ※7月~8月の土曜日と日曜日は9:30〜19:00まで ※入館は閉館の30分前まで
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