大阪府

特別展「文房四宝-清閑なる時を求めて」

公式サイト

文人とは武人に対する名称であり、皇帝も含めた高級官僚であることを基本とし、知性をもって政治を行う教養と仁徳を兼ね備えた人々を指した。文人は、書・文学・音楽・芸術のみならず、治山治水にも秀でていなくてはならなかった。これら多岐にわたる知識体験を得るため「万巻の書を読み、万里の道を旅する」ことが必要とされた。文房は、唐時代に読書の部屋、書斎を指すようになり、これら文人の修練の場でもあったのだ。この文房に備えられた大切な道具として挙げられるのが、筆・墨・硯・紙の「文房四宝」。そのほかにも文房具には、印材・筆架・筆筒・水滴・玉など様々な道具があり、これらは文房の主人の知性の高さを示し、研ぎ澄まされた美意識によって、選び抜かれたものであった。
文房とは文人たちの日々の修練の場であったが、煩雑な政治の世界から離れて、一人心静まるわずかな安らぎの場でもあり、そこには先人たちによって作り上げられてきた、俗界から離れた清閑なる時が流れていた。そのひと時を求めて、文人たちは座右に選び抜いた文房具を集めたのだ。これらの品々は、現代の私たちをも清閑な時へと誘うものといえるだろう。
今回は、日本有数の文房具コレクションを中心に、中国の文人を魅了し続けた文房四宝の世界を、中国は明時代から清時代の文房具約150点をもって紹介する。

開催概要

  • 会期

    2019.04.062019.06.30
  • 会場

  • 観覧料金

    一般1200(1000)円、高校生・大学生700(600)円

    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(証明書等提示)

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    大阪市立東洋陶磁美術館、NHKプラネット近畿、 毎日新聞社
  • 休館日

    月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日

  • 開館時間

    09:30〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
  • お問い合わせ

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