兵庫県

瀬戸ノベルティの魅力―世界に愛されたやきものたち―

公式サイト

愛知県の瀬戸で作られ、世界に向けて輸出された、やきものの人形や動植物などの置物は、「ノベルティ」と呼ばれ、海外の多くの人々のくらしに彩りを添えてきた。
中世に、施釉陶器を焼造した、日本で唯一の窯場である瀬戸は、やきものを意味する「せともの」の語源となった窯業地でもあり、ロクロ成形のうつわを中心に作り続けてきた。そのような産地で、ノベルティが本格的に作られるようになったのは、大正時代のこと。大正3(1914)年に第一次世界大戦が起こり、当時ノベルティが人気を博していたアメリカでは、最大のノベルティ生産国であるドイツからの輸入が途絶えた。代わりに白羽の矢が立ったのが瀬戸で、石膏の型によって作られた輸出用ノベルティの生産が始まった。
その後は、欧米をはじめとした世界中に多数輸出され、戦後には最盛期を迎えた。ヨーロッパの17~18世紀風の衣装を身にまとった華やかで優雅な人形、ハロウィンなどアメリカ文化を題材にしたもの、さらに、可憐なエンゼル人形や、写実的な表現の動植物などさまざまなノベルティが作られた。しかし、主に輸出向けに作られていたため、これまで日本国内では、その存在がほとんど知られていなかった。
本展では、世界に愛された、色鮮やかで多彩な瀬戸ノベルティを紹介し、異国情緒あふれる、その愛らしい魅力にせまる。関西では瀬戸ノベルティをまとまって紹介する初めての展覧会。この機会に、どうぞ楽しんでほしい。

開催概要

  • 会期

    2019.03.162019.06.02
  • 会場

    兵庫陶芸美術館
    http://www.mcart.jp/
    兵庫県篠山市今田町上立杭4
  • 観覧料金

    一般1000円、大学生800円、団体一般800円、団体大学生600円

    ※20名以上の場合は団体料金
    ※高校生以下は無料
    ※70歳以上の方は半額
    ※障害のある方は半額、その介助者1名は無料
    ※17:00以降に観覧される場合は夜間割引料金(一般500円、大学生400円)

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    兵庫陶芸美術館、朝日新聞社
  • 休館日

    月曜日(4月29日(月・祝)、5月6日(月・振休)は開館)、5月7日

  • 開館時間

    10:00〜18:00 ※4月29日~5月6日は19:00まで ※入館は閉館の30分前まで
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