東京都

日本刀の華 備前刀

公式サイト

日本刀の主要製作地(山城・大和・備前・相模・美濃)のうち、備前(岡山県南東部)は、上質な原料や水運の利に恵まれ、平安時代より優れた刀工を輩出し、圧倒的な生産量を誇ったことから、今日「刀剣王国」と称されている。備前刀の特徴は、「腰反(こしぞ)り」の力強い姿と、杢目(もくめ)を主体とした精緻な地鉄(ぢがね)に、「丁子乱(ちょうじみだ)れ」と呼ばれる変化に富んだ刃文とされている。その豪壮にして華やかな作風は、鎌倉武士や戦国武将たちをはじめ、多くの人々を魅了してきた。
本展では、「備前刀の宝庫」として知られる静嘉堂の蔵刀を中心に、重要文化財4振、重要美術品11振を含む在銘作約30振を精選し、「古備前(こびぜん)」と呼ばれる初期の刀工群から、一文字・長船・畠田・吉井・鵜飼など各流派による作風の展開をたどっていく。あわせて、江戸時代に幕府の御用をつとめた後藤家歴代とその門流(脇後藤)による刀装具を展示する。さらに国宝「曜変天目(「稲葉天目」)」を特別出品する。

開催概要

  • 会期

    2019.04.132019.06.02
  • 会場

  • 観覧料金

    一般1000円、大高生700円、中学生以下無料

    ※20名様以上の団体は200円割引
    ※【他展との相互割引】この春、世界に3点のみ現存する国宝「曜変天目」が、全国で同時期に一挙公開されることから、本展会期中、以下2館の展覧会チケット・半券を提示すると、当日入館料から200円引き(1枚につき1名のみ、他の割引との併用不可)。
    ・大徳寺龍光院所蔵品:MIHO MUSEUM「大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋」2019年3月21日~5月19日
    ・藤田美術館所蔵品:奈良国立博物館「国宝の殿堂 藤田美術館展―曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき―」2019年4月13日~6月9日
    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    静嘉堂文庫美術館
  • 休館日

    月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日

  • 開館時間

    10:00〜16:30 ※入館は閉館の30分前まで
  • お問い合わせ

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