大阪府

春季特別展 『自然布―草木で織りなす―』

自然布とは、植物の繊維を用いて織りなされる布のことである。江戸時代中期に入って、国産の木綿が普及してくる遥か昔、人々は身の回りに自生する木々や草から糸を作り、布を織ってきた。布が登場したのは縄文時代からで、最初は編みによるものだったという。次いで、経糸と緯糸を用いた織物が始められた。材料は苧麻や大麻、藤、葛、科、楮などの他、北海道でオヒョウ、沖縄では芭蕉が使われ、和紙が生産されると紙縒りも糸として利用された。樹皮を剥ぐのは大変な力仕事で、これを煮たり叩いたりしながら柔らかくして繊維を取り出し、糸を績んで機を織っていく。苧麻や大麻の場合も、その労力は並大抵ではない。こうした仕事の多くは女性達によって行われ、少しでも着易い布になるように知恵が絞られた。地道で厳しい仕事を経て生まれる自然布は、それぞれの植物ならではの風合いが豊かにあらわれ、原始的で力強い魅力を放っている。本展では、日本各地の植物繊維を用いて織られた自然布を約70点紹介する。自然の恵みと厳しさがそのままにあらわれた自然布の世界を楽しんでほしい。

開催概要

  • 会期

    2019.03.022019.07.15
  • 会場

  • 観覧料金

    一般700円、高大生450円、小中生100円

    ※20名以上は団体割引
    ※障がいがある方、被爆者の方、特定疾患及び小児慢性特定疾患がある方とその介助者の方(被介助者1名につき1名)は入館が無料。窓口で「身体障がい者手帳」「療育手帳」「精神障がい者保健福祉手帳」「被爆者手帳」「原爆手帳」「特定疾患医療受給者証」または「小児慢性特定疾患医療受給券」を提示ください。また、ひとり親家庭世帯員の方は入館が無料。遺族年金等公的年金または児童扶養手当を現に受給しているひとり親家庭の方で都道府県知事等の発行した証明書を提示ください。

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    大阪日本民芸館
  • 休館日

    水曜日(5月1日は開館)

  • 開館時間

    10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
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