鹿児島県

明治維新150周年記念黎明館企画特別展「華麗なる薩摩焼―万国博覧会の時代のきらめき―」

今から420年前、朝鮮半島から渡来した陶工らによって「薩摩焼」が誕生した。江戸初期には白薩摩が生み出され、高品質の御用品として発展を遂げ、幕末には藩による近代化事業のなかで輸出を視野に改良が加えられた。そして明治維新の前年、日本が初めて公式に参加したパリ万博(1867年)で華麗な絵付けの「薩摩錦手」が人気を博し、海外輸出の端緒が開かれた。
薩摩藩の手によって国際デビューを果たした薩摩焼は、明治維新を契機に民需品への転換、「SATSUMA」の名で世界の需要に応え、「大輸出時代」が創出された。それらを支えたのは、民間経営の窯元たちであった。
本展では、「国際性」をテーマに国内外の著名な美術館などから薩摩焼の逸品約260点が集結、なかでもイギリスやアメリカなど海外4ヵ国から万博出品作を中心に約50点が出品され、そのほとんどが国内初公開となる。1867年パリ万博の出品作が初めて展覧会に出品されるほか、エルミタージュ美術館が所蔵する、ロシア皇帝ニコライ2世の「錦手四君子図茶壺形蓋付壺」が約120年ぶりに初めて里帰りする。世界的需要を実現させた薩摩焼の華麗なる変容と、世界を魅了した華麗なる姿が楽しめる展覧会。

開催概要

  • 会期

    2018.12.252019.02.24
  • 会場

  • 観覧料金

    一般1000円(800円)、高校・大学生600円(480円)、中学生以下・障害者無料

    ※(  )内は団体20名以上の料金
    ※県内の高校・特別支援学校の高等部の生徒とその引率者については教育課程等に基づく学習活動として入館する場合は観覧料は免除(要事前申請)
    ※障害者の方は手帳の提示で観覧料が免除(介護者1名免除)

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    明治維新150周年記念黎明館企画特別展「華麗なる薩摩焼」実行委員会(鹿児島県歴史資料センター黎明館,南日本新聞社,MBC南日本放送)
  • 休館日

    1月1日~1月2日、1月7日、1月15日、1月21日、1月25日、1月28日、2月4日、2月12日、2月18日

  • 開館時間

    09:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで
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