東京都

写真の起源 英国

公式サイト

東京都写真美術館では、写真発祥国のひとつである英国の初期写真を一堂に会し、写真文化の起点となる貴重な作品を展示する「写真の起源 英国」を開催。
英国のウィリアム・H・フォックス=タルボット(1800-77年)は、1841年にカロタイプを発明した。カロタイプとは、撮影したネガ像から、ポジ像のプリントを作成する写真方式で、何枚でもプリントができる写真の元祖。ほかにも、コロディオン湿板方式、ゼラチン乾板に至る多くの写真方式が英国で発明されている。また現在の日本では、アメリカの史観による写真史が広く知られているが、英国には、まだ日本に紹介されていない初期写真をめぐるストーリーが数多く存在する。たとえば、世界で最初の写真技術であるダゲレオタイプがパリで発表された1839年8月19日より以前、6月の英国・ブリストルの新聞には、印画紙(写真をプリントするための紙)を販売する広告が掲載されていた。
本展では、同館のコレクションに加え、世界最古の写真協会であるRPS(ロイヤル・フォトグラフィック・ソサエティ)のコレクションを有するヴィクトリア&アルバート・ミュージアム(V&A)や、さまざまな初期写真を所蔵するイングリッシュ・ヘリテイジ、またスコットランドの初期写真を所蔵するスコットランド・ポートレート・ギャラリーやセント・アンドリューズ大学のスペシャルコレクションなど、日本未公開の初期写真を公開。本展覧会の構成には、ラリー・シャーフ博士(オックスフォード大学)およびルーク・ガートラン博士(セント・アンドリューズ大学)の協力を得て、英国の初期写真を選りすぐる。
英国の初期写真は、失われてしまったビクトリア王朝時代の風景・風俗を現代に伝えるタイプカプセルでもある。本展は最新の研究に基づく、初期写真史の新たな側面を日本で展覧する初めての機会であり、ビクトリア王朝時代の英国を、オリジナル写真と豊かな資料によって展示室に再現する試みだ。

開催概要

  • 会期

    2019.03.052019.05.06
  • 会場

    東京都写真美術館
    http://topmuseum.jp/
    目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
  • 観覧料金

    一般900(720)円、学生800(640)円、中高生・65歳以上700(560)円

    ※ ( )は20名以上の団体料金、同館の映画鑑賞券提示者、各種カード会員割引、同館年間パスポート提示者(利用案内参照)
    ※小学生以下および都内在住・在学の中学生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
    ※第3水曜日は65歳以上無料

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    東京都歴史文化財団 東京都写真美術館、東京新聞
  • 休館日

    月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)

  • 開館時間

    10:00〜18:00 ※木・金は20:00まで ※入館は閉館の30分前まで
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