茨城県

追悼-小林恒岳展

小林恒岳(本名恒吉。1932-2017)は、茨城県を代表する日本画家小林巣居人を父に東京で生まれ、戦後茨城に疎開してからは、一時期上京したものの、長く石岡市高浜や吾国山中腹(旧八郷町)で暮らした。画業初期に抽象表現など模索を続けた小林は、1970年代に身近な自然が破壊されていく姿に警鐘を鳴らした具象的な作品を発表、次いで1980年代には水と山に囲まれた茨城の豊かな自然とそこに生きる生き物に温かな眼差しを向けた作品を描くようになる。これらの作品は、小林が自然から感じ取った生命のかがやきとぬくもりを、写実と装飾性を融合させた平明で親しみやすい表現に昇華させ、誰もが共感できる生命讃歌として描きあげたものだった。本展では、小林が主な活動の舞台とした新興美術院展に出品された大作を中心とする59点により、その芸術の全貌と魅力を紹介する。

開催概要

  • 会期

    2018.12.132019.02.11
  • 会場

  • 観覧料金

    一般620(510)円、満70歳以上310(250)円、高大生410(310)円、小中生210(150)円

    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※土曜日は高校生以下無料
    ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳又は指定難病特定医療費受給者証を持参の方は無料
    ※1月12日(土)は満70歳以上の方無料

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    茨城県天心記念五浦美術館
  • 休館日

    月曜(祝日・振替休日の場合は開館し翌日休館)、年末年始(12月29日~1月1日)

  • 開館時間

    09:30〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
  • お問い合わせ

  • カレンダーへ登録

直前の記事

ARTとEAT 食にまつわる美術のはなし

高橋由一の鯛、佐竹徳のりんご、どちらも食べ物を描いた作品だが、どちらがより”おいしそう”だろうか。この二人が描いた食べ物の差は、その時代背景に由来する。由一が描いたのは単なる物質としての魚ではなく

続きを読む

最新一覧

美術展一覧へ戻る